オカリナ(オカリーナ)上達

音程を安定させる

オカリナはとてもシンプルな構造で、とても気軽に扱える楽器です。しかしその反面、とても音程が不安定な楽器です。まず、温度変化や湿度変化に対応できません。一般的な楽器であればチューニングをして音程を調整できますが、オカリナはチューニングができないからです。オカリナの最大の魅力は何?と考えてみると、素朴さ...

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きれいな高音を出す

オカリナの構造は楽器として最もシンプルな部類ですので、楽に出せる音の数はそう多くありません。たとえばアルトC管で、難なく狙った音程で美しい音が出るのはド(C5)からシ(B5)までくらいです。それ以外の低音域と高音域の音を狙った音程で出すには息のスピード調整をしなければならず、しかも美しい音色でとなる...

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きれいな低音を出す

オカリナはまったくの初心者でもいきなり美しい音をだせる楽器です。とはいえ、下のシ(B4)と下のラ(A4)を出すのは難しいはずです。基本編で解説したように低音から高音にかけて口腔を一定に保つのが理想ですが、一番低い音では口腔を広げる(あくびの状態にする)ことで狙った音程が出やすくなります。高音域は息を...

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ビブラートを極める

オカリナを含む吹奏楽器のビブラート技法には数種類ありますが、はっきり言って基本編で解説した内容に枝葉をつけただけです。プロの演奏家や講師としては「さすがは...」と思われるような話をしたい気持ちはわかります。しかしながら、その解説を聞いたからといってすぐに応用できるものではありません。ただひたすらに...

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