磁器製のオカリナ
ちゃんとしたオカリナは陶器製というのが常識ですが、その常識に拘らずに磁器で作ったらどうなるのか。それにトライしたのが台湾のフォーカリンク社でした。オカリナ奏者の大沢聡さんがアドバイザーとなって弓場さつきプロや佐藤一美プロのシグネチャーモデルとして販売されています。
吹いた印象は、陶器製の持つ土っぽさが全くありません。その点でプラオカリナと同じ傾向の音になっていますが、プラスチックの安っぽさとは真逆の高級な吹奏感があります。見た目はオブジェとしても通用するほど綺麗。その一方でかなり重いので、これは長時間の演奏を躊躇させるでしょう。
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