オカリナの種類

アルトC管


 

オカリナの基本はこのアルトC管(AC管)です。オカリナの楽曲はアルトC管用にキーが調整されているものが多いので、ビギナー(初心者)はまずこれを買いましょう。

 

 


これはアルトC管で出せる音階です(実音は1オクターブ上)。ド(C)をルート音にしたハ長調の音階です。

ソプラノF管


 

アルトC管よりも高い音がほしいときに使うのが、このソプラノF管(SF管)です。

 

 


この音域(実音は1オクターブ上)なので、ファ(F)をルート音にしたヘ長調の音階になります。響きとしては物悲しさがあって日本人好みとされます。

 

ソプラノG管


 

もっと上の音がほしいときは、このソプラノG管(SG管)です。

 

 


この音域(実音は1オクターブ上)なので、ソ(G)をルート音にしたト長調の音階になります。

 

ソプラノC管(ピッコロC管)


 

アルトC管の1オクターブ上が出るのが、このソプラノC管(SC管)です。

ピッコロC管とも呼ばれ、オーケストラのピッコロとはまた違った澄んだ高音が魅力です。

複数管(ダブルオカリナ、トリプルオカリナ)


 

アルト管とソプラノ管を統合させたオカリナで、最大3オクターブ出すことが可能。また、吹き口が複数あるので和音も出すことができます。

2連のダブルオカリナをダブレット、3連のトリプルオカリナをトリプレットと表現することもあります。

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