オカリナ吹き方

オカリナの吹き方

オカリナは歌口(吹き口)から息を入れるだけで音が鳴る楽器です。アパーチャのエッジを意識して、そこに真直ぐと息が当たるイメージで吹くとより美しい音になります。

フルートは息の角度を奏者が微妙に調整しなければならず、そこが最も難しいところです。ただ、だからこそ多彩な演奏ができるわけです。

 

 

 

オカリナ口の中1

 

これは人の口の中(口腔)の断面でして、かるく口を開けてリラックスした状態になります。オカリナを吹くときはこの状態を常に保ち、変化させてはいけません。

口腔内は舌(ピンクの部分)でほぼ占められており、空間はほとんどありません。どんなタイプのオカリナ、そしてどんな音を出すときも一定に保ちます。例外 → きれいな低音を出す

 

 

 

オカリナ口の中2

 

アゴを下げ、舌を小さくすると口腔内に広い空間ができます。フルートは口腔内の空間を調整しながら多彩な音を出すことができますが、オカリナは構造的にそれができません。

 

 

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オカリナの持ち方
左側の4個の穴を左手の指で押さえます。左の穴から人差し指、中指、薬指、小指。右側の4個の穴は右手の指で押さえます。
オカリナのくわえ方
口先を軽く尖らせたら、オカリナの歌口(吹き込み口)にそっと当てましょう。このとき、口元の筋肉はリラックスさせてください。
オカリナを吹く姿勢
オカリナは気楽に演奏できるのが一番の魅力なので、どんな姿勢であってもかまわないと私は考えます。
吹く息のスピード
オカリナが属する管楽器は息のスピードで音のピッチが変化します。低い音はスピードを遅く、高い音はスピードを速くします。
オカリナのタンギング
舌を上の歯からパッと離すと鋭くなった息が外に出ていきます。再び上の歯に舌を当てると息の流れが遮断されて音の終わりもシャープになります。
オカリナのロングトーン
均一な音を長く出すには、息の量を一定にコントロールする技術が必要です。
オカリナのビブラート
ビブラートとは、音を震わせる技法です。音を震わせて楽器を演奏すると美しい音色になります。