オカリナの歴史

オカリナの歴史

オカリナの起源は南アメリカのアステカ文明(15世紀ころ)とされ、それがヨーロッパ(イタリア)に渡って今の形になりました(19世紀ころ)。日本に紹介されたのは第二次大戦後で、音楽家の火山久(1925〜1997)がフランスの友人からお土産としてもらったのが最初。

オカリナの音色に魅了された火山久は音程(ピッチ)を改良したものを自ら製作していきました。その傍らで数人の弟子たちを育てていくのですが、その中にいたのが今や世界的に有名な宗次郎でした。

 

 

一般用に大量生産を始めたのは明田川孝(1909〜1958:アケタオカリナの創始者)でして、今のオカリナの原型(12穴式)を築きました。2000年代になると、いわゆる複数管と呼ばれるオカリナが登場します。これはアルト管とソプラノ管をダブルやトリプルに結合させ、最大で3オクターブの広い音域をカバーする夢のオカリナです。開発したのは、これまた日本人(波多野杜邦)でした。

 


波多野杜邦氏によるイカロス(トリプルオカリナ)を使用した演奏です。

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オカリナの構造
歌口から入った息はエッジに当たります。息が二つに分かれるときに周囲の空気を振動させ、その振動をオカリナ内部で増幅させるのです。
オカリナは簡単?
オカリナの音色は奏者のテクニックにもよりますが、そのほとんどは楽器そのものが持っているポテンシャルに依存しています。
オカリナのお手入れ
オカリナは陶器ですので表面を拭かなくても錆びたり変色はしません。その点で、オカリナはとても気軽な楽器といえます。
オカリナの寿命
オカリナは寿命が比較的短いという欠点があります。分解して掃除することができないからです。
世界的オカリナ奏者
この半世紀でオカリナという楽器はこの日本の地で大いなる発展を遂げました。そして、今やオカリナといえば日本のメーカーや日本人奏者を抜きにして語ることができません。
オカリナ演奏スタイル
庶民でもオカリナ演奏を楽しめるようにと近年ではアンサンブル演奏が主流になってきています。
オカリナの替え指
運指には基本の形はあるものの「これでなければいけない」というものではありません。